なぜ「近大発のナマズ」はウナギより美味いのか?
-“新しい魚”開発の舞台裏

山下 柚実
光文社
2017/07 215p 1,400円(税別)

1.蒲焼き難民を救え!
2.「ウナギ味のナマズ」を生んだのは誰だ?
3.日本人とナマズの長くて深い関係
4.ウナギは本当に地球から姿を消すのか?
5.世界への挑戦とジェネリック・マーケティング

【要旨】

大阪府東大阪市に本部を置く近畿大学。ここ数年「日本一の志願者数」を誇る大学なのだが、そうなった要因の一つでもある「近大マグロ」の方が、やはりよく知られているだろう。近大マグロは同大学が32年かけて2002年に開発に成功した「完全養殖」のマグロである。さらに2016年7月、それに続く「近大発ウナギ味のナマズ」をイオンなどのスーパーで売り出し、大きな話題を呼んだ。その名の通り、ウナギの蒲焼に代替できる風味のナマズだ。本書は、その「ウナギ味のナマズ」開発に携わり、それを踏まえた養殖魚のビジネス展開を図る近大教授の取り組みについて、これまでの経緯と今後の展望を含め詳しくリポートしている。また、ウナギやナマズ、養殖漁業全般についても歴史や現状を概観、日本経済再生にもつながる新しい水産ビジネスの可能性にも言及している。著者は、五感生活研究所代表を務める作家・コラムニスト。著書に『なぜ関西のローカル大学「近大」が、志願者日本一になったのか』(光文社 知恵の森文庫)など

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