「ゆとり」批判はどうつくられたのか
世代論を解きほぐす
佐藤博志/岡本智周 著
太郎次郎社エディタス
192p 1,700円(税別)
はじめに.「ゆとり世代」と呼んでほしくない
1.朝日新聞にみる「ゆとり」言説の変遷
2.「ゆとり」批判の政治性
座談.「ゆとり世代」と勝手に呼ばれてしまった当事者たちのちょっと真剣な議論
3.教育施策のコンセプトを読む
4.「ゆとり教育」の正体
対談.「ゆとり」批判とは何だったのか、その先に何が見えてきたのか
【要旨】
「脱ゆとりで学力V字回復」はウソ……?
若者批判にまで発展した「ゆとり」言説はどのように広まったのか。教育と社会のホントの話
「ゆとり世代」という呼び方を安易に使うことは、次世代バッシングの一つになりかねません。本書は、「ゆとり世代」「ゆとり教育」の位置づけや呼び方の妥当性を再検討し、私たちのものの見方を変えることによって、若者も、子どもも大人も、もっと生きやすくなることを提起しています。
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