粘菌 偉大なる単細胞が人類を救う

中垣 俊之 著

文藝春秋(文春新書)
200p 730円(税別)

1.イグ・ノーベル賞顛末記
2.粘菌の知 ヒトの知
3.ヒトもアメーバも自然現象
4.粘菌のためらい――科学と文学のあいだ
5.不安定性から読み解く秩序づくりのしくみ
6.ヒトは粘菌に学べ

【要旨】

その能力はコンピュータを超えた!?
脳も神経細胞もない。なのにJR鉄道網を独自に作り上げてしまう。

世界中の「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に贈られるイグ・ノーベル賞。その権威ある(?)賞は、過去に2度も「粘菌」に関する研究に贈られました。その受賞者の一人が本書の著者です。摩訶不思議な生命体である粘菌の「知性」に迫ります。

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